ぽえりぃのうつ病日記

うつ病闘病中、ぽえりぃです。今年で30歳になります。2016年5月から休職し、その後、退職しました。今は実家で自宅療養中です。

うつ病がもたらす現実

久々の更新。


うつ病を患ってから日にちを数えていたけど、

数えていると、かえってうつになるので辞めた。


うつ病っていうのは、本当に理解しづらい病気だ。「今日は元気!」「ひゃっほー!」なんて

思っていても、一時間後には抑鬱状態で「死にたい」って思っていたりする。


うつ病は、今まで生きてきた人生で「自己否定」を散々行った上で発症する。わたしは中学までとても楽しい日々を過ごしていたが、タイから帰国し、高校に入った途端、周りとの齟齬を感じるようになり、孤独感と共に生きていくようになった。


「ぽえりぃってほんまマイナス思考やなぁ!」


友人たちによく言われていた。

誰も分かってくれない。

まだ幼かったわたしは人に期待していた。


「自分の理解者が欲しい!」


そうして、わたしは「彼氏」という存在に依存するようになる。唯一、わたしを理解してくれようとしてくれる人。そんな風に思っていた。相手に求めるばかりで、「愛」などそこにはなかった。


うつ病…自分でもよく分からない病気だが、とりあえず、すぐ治るものではないこと。自分の人生を通して、向き合いながら、ゆっくり治していくもの。ということを、最初やっと理解した。


でも、今年で30歳。


キャリアがない。学校で非常勤として働いていただけだ。正規の教員として学校に採用され、生徒と関係を築いていきながら、バリバリ働くつもりでいたのに…


うつ病患者は、学校で正規で働くことなど出来ないだろう。それでは、これから私はどこに「夢」、「場所」を求めればいい?


焦ってしまう。


だけど、ゆっくり深呼吸しながら、考えてみる。未来のことなど分からないのだから、今はとりあえず休もう。元気のある時間があったら、何か少しずつしていったらいい。


母親にリミットを設けられた。


「来年度からはきちんと働くこと。キャリアを築いていくこと。」


わたしだって、働きたい!キャリアを築きたい!夢を叶えたい!でも、出来ないんだよ!

無理なんだよ!人生をかけて、うつ病と向き合っていかなきゃいけないんだよ!心の中で何度も叫んだ。つらいんだよ…





母親に言いつけられたリミットも、カッコに入れて(無視して)、今は休もう。ゆっくり過ごそう。自分の体のことだから、自分が一番よく分かっている。


そして、分かってくれる人は分かっていてくれる。うつ病をよく理解していて、愛情をたっぷり持っている友人に最近救われたのだ…。中学時代の友達。15年ぶりの再会。久しぶりに電話で話して、彼女の声、言葉を聞いて、号泣した。


「生きててよかった。出逢えてよかった…」



ありがとう、ありがとう…

何回心の中で呟いても、呟ききれない…




そんなことがありました。

2016.11.20 うつ病177日目

大学時の卒論作成中、初めてうつ病になった。

その時に、自分で精神科を探し、治療をうけたけど、幸いそこまで深刻なものではなかったらしく?翌年度には仕事も出来た。


本格的にうつ病となり、今の仕事を辞めるよう医者に言われたのが、今年の5月。


とある私立高校で国語の先生をしていた私。

今年度から初めて正規雇用され、頑張ろう!と思っていた矢先にうつ病の診断。


それまでは高校の非常勤講師(授業だけ担当する教員)でした。


周りの皆は、結婚して子育てしたり、正社員として働いて仕事のコツを掴んで、バリバリ働いている時期…


自分も正規雇用されたい!

生徒ともっと関わる時間を持ちたい!

良い授業をしたい!


そんな気持ちで就活して、やっと手に入れた正規雇用の教員という立場。


でも、そんな自分は甘かった…


生徒はとてもかわいくて、授業、生徒対応にはやりがいを持って、取り組んでました。


が、

会議がやたら多い+長い。

お喋りな同期に仕事を阻害される。

やったこともないスポーツの部活指導。

部活の練習試合等で土日も勤務。


一人で京都に行って、一人暮らしで教員をしていた訳ですが、授業の予習をする時間がない!


というか、休み自体が実質ない!


仕事が遅いわたしが悪いのもありますが、

それでかなり精神力・体力共に消耗しました。


勤め始めて、一ヶ月で即うつ病。

休職し、二学期から本格復帰するつもりが、

医者から復帰可能診断書が降りずに

退職…。


実家がある東京に帰ることを余儀なくされてしまいました。


勤めたのは約一ヶ月でしたが、半年以上、働いているような気分に…


ため息をつきながら、出勤して、

生徒の前では笑顔で授業して、

上司の前では、ご機嫌伺い。


非常勤講師を長年勤め、更に大学に入り直して、勉強をしていた者の身としては、授業準備が存分に出来ないのは苦しかった。


あと、しょうがないけれど、授業準備を疎かにしている上司の、そのあまりにも知識が足りない様子に愕然…


でも、何も言えません。上司だから。


ストレスは溜まりに溜まって、一ヶ月で爆発…


正規の教員がしっかり授業準備できるような学校があれば、そこで勤めたい…


でも、校務分掌、部活、その他諸々の会議…


とてもじゃないけど、勉強なんて出来る感じじゃない…


一応、来年度の職を確保するために、エントリーした学校はありますが、また酷いうつ病になってしまいそうで怖い…


働くのが怖い……


しかし、母の不安を軽減させるために、就活をしなければならない…


辛いけど、しょうがない。

お金もないし。

(傷病手当を受けてはいますが…)


転職しようかな…

ハローワークに行こうかな…


でも、体が動かない。


「焦らずに、焦らずに…ゆっくりと。」


恩師の言葉を頭に刻みながら…。

2016.11.19 うつ病176日目

体が重たい…
風邪をひいてしまった。。。
免疫力が低下していて、よく風邪をひく。
結局、友達との食事もキャンセル。
あーあ。
人のために何かしたいのに、
人に必要とされたいのに、
これじゃあ、だめだ。
信頼を失う。
でも、人の心中に思い切って踏み込めない
自分もいる。
わたしはどこか周りの人とは違う部分が
あるらしい。日本に染み付いている常識(上下関係、本音と建て前、周囲の空気を読む…など)が明らかに欠けている。
上司にも友達のように接してしまう。
全て本音で相手に話してしまう。
相手が不快にならないように配慮はするけど。
周囲の空気が読めず、どのように行動すれば
いいのか分からなくなる。
社会人になったときに、そんな自分に初めて
気付いた。
「あ、本当に思ってることって言ったらダメなんだ…」
周囲の空気を読むのに必死で、びくびく怯える日々。
自分の言いたいこと、考えたことは何も言えない。誰にも通じない。
それを汲み取ってくれたのが、中学(タイの日本人学校です)・大学の恩師たちだった。
「私らしさ」だと言って、好意的に受け取って下さった。感謝しかない。
その感謝の気持ち、いつか伝えなきゃ。
このままの「私」でいいんだ…
いま書いてて、気持ちが落ち着いてきた。
私は一人じゃない。


とりあえず、今日はゆっくりして、風邪が治るように無理せずいこう。

2016.11.18 うつ病175日目

昨夜、久しぶりに本を読んだ。面白かった。
本は今流行しているアニメ『文豪ストレイドッグス』。
kindle本で。
薬を飲んでから、眠りについたのは午前三時。
起きたのは昼。今日は不安感がない。
ずっと読んでみたかった本を読むことができた達成感。
嬉しい。やりたいと思っていても、なかなか出来ずに
自己嫌悪に陥っていたけれど、今日は出来た。
本を読むことが出来た。まだ読みたい本はたくさんあるけど、
まずは一冊読んで、達成感を得られた自分を嬉しく思う。
やりたいことはたくさんある。
未完成だった卒業論文を完成させること。
教授の好意で参加させていただいてる授業の復習。
運動すること。
市役所に行って国保の申請に行くこと。
見たい映画を見ること。
名古屋にいる友人に会いに行くこと。
フィールドワークに行くこと。(山形)
大好きな温泉に行くこと。
仕事を探すこと。
恋をすること。などなど。
調子の良い時に、無理のない範囲で、実行に移せたらと思う。
やりすぎると調子がすぐ悪くなってしまうから。
「やりすぎないこと」を念頭に置いて。
今日の東京は良い天気。誰もいない実家で、誰の目も気にすることなく、
気楽に今日を過ごせそう。そうありますように。

2016.11.17(2)うつ病174日目

ほんとに何もやる気がしない。

やりたいことはあるのに。

行動に移すことができない。

寝るのには、まだ早い時間だけど、

毛布の中でうずくまっている。

この暇を持て余してる感じ。

もったいないって分かってるけど、

できない。ただの怠惰?

意味も無く、煙草を吸おうか。。

自己嫌悪…